C.Sとは彼が大学生の時に出会いました。当時、独学でリギングを学んでいたため粗削りではありましたが、高度なものにチャレンジしているところに光るものを感じ「一緒にやらないか」と声を掛けました。入社後は新卒ではありながら、見立て通り即戦力としてリグや専用ツールを作ってすぐに活躍してくれました。とはいえ、優秀と言ってもそこは新人。業務としてかかわるのは初めてだったため基本的な指導が必要でしたが、開発案件のスケジュール進行の都合や、教育係となる先輩リガーがいないなどの諸事情により、満足にトレーニングをしてあげる環境にありませんでした。そこで日ごろからお世話になっていたBACKBONE様に相談したところリグ道場のお話をいただきました。この時、初めてリグ道場のことを知ったのですがお仕事でやり取りをしていた時から仕事の質の高さ、プロ意識の高さ、を実感していたためすぐさまリグ道場を受講してもらうことにいたしました。リグ道場の期間では、「骨打ち」、「ウエイト」、「デフォームの意識」といった専門スキルの基礎をしっかりと学んだだけでなく業務に取り組む姿勢や物事の考え方なども身に着け、一回りも二回りも大きく成長して戻ってきてくれました。その甲斐もあり作業のクオリティも効率も上がり、今ではプロジェクトの中核として活躍してくれています。さらに最近では彼の後輩にあたる社員が入社し、自分がリグ道場で学んできたことを教えられるまでに成長しています。将来のビジョンを後輩に伝えている姿は自信に満ち溢れており、頼もしい存在になったと私も誇らしく思っています。リグ道場を受講してもらう決断をしたことに間違いはありませんでした。ありがとうございました。

私は学生時代からリグを独学で学んできました。会社に入社してからも学んできたことが正しいのか自信が持てず、「このままでいいのか」と悩んでいたところ社内でリグ道場の話が上がり今回受講させていただくことになりました。リグ道場では約３カ月間に渡るOJT型の作業を通して、『骨打ち、ウェイト、捻り曲げの処理、補助骨の処理、階層』など、リグの基礎的な内容を中心に学びました。最初はBACKBONE様の作業についていけるか不安でしたが、私のレベルに合わせて丁寧に教えてくださりとても分かりやすかったです。スキンウェイトの作業では、実際に作業しているところを見せていただきながら実践方式で教えていただけたので、普段の仕事や自主学習では得られない発見がありました。今まで漠然と終わりの見えないままスキンウェイトの作業を行ってきましたが、今回のプログラムを通して「どういうデフォームを目指せばいいのか」を自分で判断することが出来るようになったと思います。独学で学び続けてきた自分にとって分からないことがあった時にすぐに教えてもらえる環境での作業は新鮮で貴重な体験でした。また、社内のワークショップにも参加させていただき、リグの楽しさを再認識するきっかけにもなりました。プログラムを終え自社に戻ってからは、自分の考えに自信が持てるようになり、より主体的に行動できるようになったと感じています。今後はこの３カ月間に渡る経験をこれからの作品のクオリティアップや新人教育等に活かしていきます。ありがとうございました。